2015年2月19日木曜日

武士の鷹狩り

武士の狩装束拝見!

川越の寺田図書助勝廣邸探訪

川越で行う小江戸川越春まつり他数多くの祭りや行列で行われる火縄銃鉄砲隊を主催し、甲冑や装束を保管されている川越藩火縄銃鉄砲隊保存会会長の寺田図書助勝廣氏とお目にかかり、鷹狩りの装束を見せて頂く。今年は徳川家康没後400年にあたり、鷹にも行列に参加させたいという意向がありました。武士の鷹狩りの装束の一部を拝見させて頂きました。


射籠手(いごて)を装着

射籠手(いごて)にユガケ(手袋)をはめるという説明

萎烏帽子(なええぼし)



1746年の延享武鑑にも御鷹師頭

次に見せて頂いたのは、1746年の延享武鑑。ここに御鷹師頭として掲載されていますが、本の中ごろから手前あたりにありましたので、役職として上のほうにいたことがわかります。寺社奉行に大岡越前守の名前もあり、部下の名前がないことから、着任したてであると寺田氏。

★武鑑の用語解説 - 江戸時代,諸大名の氏名,本国,居城,石高 ,官位,家系,相続,内室,参勤交代の期日,献上および拝領品目,家紋,旗指物,重臣 などを掲載した小型本。

延享武鑑(1746年)
御鷹師頭の名前も記載されている。米が三百表

寺社奉行に大岡越前守の名前も